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Creator's
News >>
黒木靖夫[Yasuo
Kuroki] |
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黒木靖夫プロフィール |
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デザインコンサルタント、元ソニー取締役
32年宮崎県生まれ。千葉大学工学部工業意匠科卒業。60年ソニー株式会社入社。外国部次長・宣伝部長・商品本部長・クリエイティブ本部長を経て88年取締役就任。90年ソニー企業株式会社代表取締役就任。93年依願退職、ソニー株式会社顧問就任。その間、ニューヨーク・ショールーム、銀座ソニービル、大阪ソニータワー開設担当。プロフィールテレビ、ウォークマンプロジェクト担当。つくば科学博ジャンボトロン担当などを勤める。93年(株)黒木靖夫事務所設。97年ソニー株式会社顧問退任。著書『ウォークマン流企画術』(筑摩書房)『大事なことはすべて盛田昭夫が教えてくれた』(KKベストセラーズ)『盛田昭夫と佐治敬三 本当はどこがすごいのか!!』(共著、講談社)『ビジネスマンのための「個性」育成術』(日本放送出版協会)など。
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クリエーターのメッセージ |
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プロダクトデザインには「生産性」と「市場性」が必要不可欠な要素と言えます。デザイナーはいろいろな制約のなかで描かなければいけないが「社会は関係ない」ではすまされない。そのためプロダクトデザイナーには視野の広さが求められる。「売れているのか?」、「ハードや電気的構造はどうなっているのか?」など、さまざまな視点から業務に取り組む必要があると言えるのではないでしょうか。 |
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「Smile&Style」おすすめワンポイント |
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ソニースピリットを語れば、井深大氏と盛田昭夫氏が必ず出てきますが、そのソニーにおいてデザインの影のカリスマとして、あまりにも有名なのがクリエイティブ部長も歴任された黒木靖夫さんです。デザイン部門担当時代には、ウォークマン、ハンディーカム、トリニトロンなど数々のヒット作を生み出し、世界のソニーデザインのブランド力を不動のものにさせた功績を持つ伝説のMr.ソニーのひとりです。その黒木さんが考えたウォークマンは、アイデアから商品化までが6ヶ月という猛スピードで生まれたエピソードなどは、当時の盛田氏のデザインに対する好奇心と自由闊達を理念としている東京通信工業(現ソニー)のパワーを感じます。また、それらは黒木さんにとってひとつの運命でもあり、日本工業デザイン界に強烈なインパクトを与えるきっかけではなかったかと思われます。その後、モバイルとして外へ出た音楽と工業製品が若者文化やファッションに大きな影響を与えたことは言及するまでもありません。そのソフトとハードのバランスを考えたソニー戦略こそが、今のソニーブランド、ソニースタイルをつくり上げてきたのです。最後になりますが、ソニーのロゴを考えた盛田氏、デザインをされた黒木さん、いずれもMADE IN JAPANの日本企業を国際ブランドにさせたデザインマネジメントの天才であったことには間違いありません。そして、その経営理念は大賀典雄氏(現ソニー名誉会長)、出井伸之氏(現ソニー会長)とソニーのDNAは受け継がれ、言うまでもありませんがその成功したソニーのデザインマネジメント戦略は世界的にも有名です。
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