Creator's News >>  五十嵐 太郎[Taro Igarashi]
五十嵐 太郎プロフィール
 

出身:フランス パリ生まれ(1967生まれ)
1990 東京大学工学部建築学科卒業
1992 東京大学大学院修士課程修了
2000 博士(工学)
2002 中部大学講師
他に東京大学、東京芸術大学、横浜国立大学にて
非常勤講師をつとめる。

業務へのこだわり

建築は、純粋な芸術でも、純粋な技術でもありません。時代を反映した、とても社会的な存在であり、そこに芸術や技術の要素が複雑に絡まっています。ある意味では、不純だからこそ、興味深い。便宜上、建築学科は理系に属していますが、なかでも建築史や建築の評論でやっていることは、きわめて文系に近いと言えます。特に興味をもっているのは、社会との関係から、いかに建築は構想されているのか、ということです。建築は社会と様々な回路をもっています。専門以外でも、もっと多くの人に楽しんでもらえるジャンルです。最近は一般誌でも建築ブームなので、興味をもちはじめた方もいるかもしれません。2004年には、『中日新聞』に毎週連載した「世界の建築の旅」をまとめた本を光文社新書から刊行しますので、建築に関心のある人に読んでいただきたいと思います。

活動紹介
 著書:
『終わりの建築/始まりの建築』(INAX出版、2001年)
『新宗教と巨大建築』(講談社、2001年)
『近代の神々と建築』(廣済堂出版、2002年)
『戦争と建築』(晶文社、2003年)
『空間から状況へ』(TOTO出版、2001年、編著)
『エヴァンゲリオン快楽原則』(第三書館、1997年、編著)
『Readings:1 建築の書物/都市の書物』(INAX出版、1999年、編著)
『リノベーション・スタディーズ』(INAX出版、2003年、編著)
『磯崎新の革命遊戯』(TOTO出版、1996年、共著)
『磯崎新の建築談義』(六耀社、2001年、共著)
”TOWARDS TOTAL SCAPE”(NAI、2000年、共著)
『ビルディングタイプの解剖学』(王国社、2002年、共著)
『20世紀建築研究』(INAX出版、1998年、共編著)
『建築キーワード』(住まいの図書出版局、1999年、共編著)
『エディフィカーレ・リターンズ』(トランスアート社、2003年、共編著)
他多数
   「Smile&Style」おすすめワンポイント
昨今では、建築や家具などを中心としたデザインに関する雑誌、カーサブルータス(マガジンハウス社)等が一般の方々も非常に目を通すようになり、いよいよ衣食に続いて住の文化が日本人にも定着化がされてくるのではないかと考えられます。このようなデザインの市民化は非常に意義のあることではないかと住まいるドットコムでは考えております。また、一方でこのデザインや建築が一時のブームで終わるような、一つの流行化されてしまう怖さを非常に感じております。そのような状況の中で、まだ一般的には敷居が高い気がしてしまいがちな、正しいデザインや建築の歴史を世に解説する建築史家という職業がございます。すでに東京大学では藤森照信先生、京都大学では鈴木紀之先生、武蔵野美術大学では柏木博先生などが独自の学説を解りやすく論じておられますが、住まいるドットコムが推薦する五十嵐太郎先生は若い30代の建築家や一般風俗的なカルチャーミックス現象まで、学説の中で取り上げる、今の旬の話題を、非常にユニークで鋭い分析をされているところが、これからの一般の人には、面白く解りやすい建築史の専門家ではないかと思っております。そんな五十嵐太郎先生は東京大学や東京芸術大学をはじめ多くの大学で講師をされている大変お忙しい方でいらっしゃいます。
 
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